映画「天外者」を観てきました。
江戸から明治への過渡期の中
日本をより良い国にするために、ただその一心で生き抜いた五代友厚。
その熱い想いに胸打たれる映画でした。
五代友厚は日本の転換期に大きな貢献をしたにも関わらず
わかりやすく派手な偉業を成し遂げたというよりは
土台となる仕組みづくりへの関わりが大きいため
「何をしたか(do)」がどちらかというとわかりにくいです。
(もちろん細かく見ていけばわかることはたくさんあります…!)
そういった、目に見えるものではない「在り方(be)」にフォーカスが当てられていること。
情報過多でどう生きたらいいかわからない、何をしたらいいかわからない時代だからこそ
世界を変える在り方、生き様に心打たれる人が多いのだと思います。
同時に……
「永遠の0」や「天外者」で主役を演じきり
日本の未来のため、という熱い想いそのものになった彼には
今の日本が、今の自分がどう見えたのでしょうか。
すべては推測でしかありません。
でも、すべての若者が夢希望を持って生きられる社会を作ること。
それが私たちが受け取るべきメッセージであることは間違いないと思っています。
三浦春馬さんに哀悼の意を表します。