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お互いに監視しあう社会を変えるには?

昨日の令和哲学カフェで気になった単語「パノプティコン」。

 

翻訳すると「全展望監視システム」のこと。

 

18世紀に哲学者ベンサムが提案した監獄の建築構造で

監視塔からは囚人すべての部屋が見えるが

囚人の部屋からは監視塔の中が見えない。

つまり心理的に常に監視されている状態になり

囚人は自ら監視者を規定することで

自発的に規律を守るようになる、という仕組みです。

 

 

これ、まさしく現代社会にも当てはまることですよね。

 

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身の回りのものがどんどんインターネットと繋がり

人との交流や自己表現もネット空間なしでは成り立ちません。

 

情報の多くは私たち自身が意識的か無意識的かに関わらず中央集権的に集約されているし

SNS上ではお互いが見えない監視の目となります。

 

コロナ禍により監視の目はさらに強まり

国によっては街中の監視カメラで実際に人々が追跡されているところもあるし

市民間でも遠出する人がいれば叩かれることに怯える風潮もあります。

 

 

 

この監視社会の中にいたら私たちはどんどんアイデンティティが小さくなり

何も表現できない

何も考えられない

個性を持つことができない

行き着く先はロボット以下の無用者階級です。

 

 

 

じゃあどうすればいいの?

 

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自分がこの体の枠の自分を超えること、

認識空間の拡張が必要になります。

 

認識空間を拡張して

自分と自分の宇宙が溶けた先で

共同体主義、関係主義の関係性が築けるようになり

個人の変化と社会の変化を同時に推し進めることができます。

 

 

昨年末のポストコロナonline会議冒頭での長岡美妃先生のプレゼンも参考になります。

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